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味わう香水 ワークショップ/Edible Perfume Workshop   

ワークショップ、定員に達したため募集〆切ました。ありがとうございました!

PRESS RELEASE

Edible Perfume Workshop

味わう香水 ワークショップ
匂いの抽出、そして調香. 化学と調理、味覚と嗅覚のハーモニー


講師:上田麻希
日時: 2009年1月11日 14:00〜17:00
場所: 聖蹟桜ヶ丘 OPA7階 ワークショップルーム
主催: 香りある生活プロジェクト

素材からアロマを抽出し、それをもとに「味わう香水」を調香するという、内容盛りだくさんの体験型ワークショップです。現在オランダでアーティスト/パフューマーとして活躍中の上田麻希さんが講師を務めます。

「ふたつの食材の主要フレーバーに共通するものがあったとき、美味しいと感じられる」といわれます。わさびとチョコレートの組み合わせが意外にも美味しいのも、その証。これはフレーバー・ペアリングと呼ばれ、欧州のガストロノミー界で流行中のモレキュラー・ガストロノミー(分子調理法)の主要概念として知られています。そこにインスピレーションを受けたこのワークショップでは、ふたつの食材からフレーバーを抽出し、それらを調合して、バランス良く斬新なアロマを創り出します。

香水作りの素材である自然香料はふつう、蒸留や溶剤抽出法などの化学的手法で素材から抽出されますが、このワークショップではそれらの手法をキッチンに応用しました。

このいわばミニ実験室にて、素材から匂いを抽出する簡単なプロセスを体験していただきます。抽出には2種類の素材を使い、できあがったふたつの香料をバランス良く調合することで、ディープでかつ斬新な匂いを創香していただきます。

カップルとしての「彼」と「彼女」の組み合わせを考えるのも楽しい作業です。例えば、ローズ&カマンベール。オイスター&しいたけ。 アスパラガス&緑茶。ペッパー&オレンジ。りんご&刈りたての草。このような組み合わせはフレーバー・ペアリングのウェブサイト(http://www.foodpairing.be)に載っている無限な組み合わせから簡単に選べますが、ご自分で斬新な組み合わせを考案しても構いません。

ワークショップは以下のように進行します。
•step 1: 材料の下準備 - 切る・擦る・炒る・砕く(30分)
•step 2: 匂いの抽出 (90分)
•step 3: 創香 (30分)
•step 4: テースティング(30分)

*ワークショップで作成したフレーバー・オイルあるいはフレーバー・リキュールは、ご自宅の食卓にも応用いただけます。

味の80パーセントは匂いであるともいわれるほど、嗅覚と味覚は互いに分ち難いものです。匂いと味の奥深さとハーモニー、そして嗅覚と味覚の相互作用を楽しみましょう。

参加費: 3000円(当日現金払)
持参するもの:抽出の元となる素材2つ。後述の注意書きをお読みください。
定員: 先着15名
申し込み先:
香りのある生活 山口美帆
email: info@aof-aroma.com
電話: 0426707077
締め切り:1月9日(金)
申し込みの際、下記事項をお知らせください。
•氏名
•電話番号
•電子メールアドレス

ワークショップの内容に関する質問はこちらへ:
上田麻希
email: witchlab@gmail.com

講師プロフィール
上田麻希(アーティスト/パフューマー)
幼少の頃にポプリの調合を趣味とした。1997 年 慶応義塾大学環境情報学部卒業、1999年 同大学院修士課程政策メディア研究科修了。藤幡正樹教授のもとでメディア・アートを学び、卒業後はアーティストとして数々のメディア・アート作品を発表。2005年頃から本格的に匂いを用いた作品制作に取り組み始める。2000年文化庁在外研修員(オランダ)。2007年ポーラ美術振興財団在外研修員(オランダ・ベルギー)。2007年グラース・インスティテュート・オブ・パフューマリーにてパフューマリー基礎コース修了(フランス)。2007年より、アート & サイエンスの実験的研究所 FoAMにてアーティスト・イン・レジデンス(ベルギー)。現在は、オランダを拠点に、ヨーロッパ各地で展示したりワークショップを開催したりと活躍している。
http://www.ueda.nl (ポートフォリオ)
http://witch-lab.blogspot.com/ (アーティスト・ブログ ”魔女の実験室”)


主催 香りある生活プロジェクト
生活に香りをもちいる方法を学ぶ会。
多摩を中心に活動中。来年は多数講座を予定。
http://kaoripj.exblog.jp/

■参加される方は以下を必ずお読みください。

抽出の元となる材料は2つ、ご自分でご用意ください。以下のフレーバー・ペアリングのホームページ(英語)には化学的なデータをもとに考案された組み合わせが無限に載ってるので参考にしてください。そのご自分で好きな組み合わせを考案しても構いません。
•http://www.foodpairing.be/FoodPairable.aspx
•http://khymos.org/pairings.php

食材を準備する際、以下の点に注意して下さい。

上述のとおり、参加者には2つの食材を準備していただきますが、他の必要備品は全て当方で準備します。
新鮮であればあるだけ良いです。
できれば匂いの質の良いオーガニックの食材を。
匂いのある素材を準備してください。素材に匂いがない場合、抽出してもなかなかいい結果が出ません。
持参する量について:
生の野菜、果物、生花:1カップ
乾燥したもの、木、ハーブ、香辛料など:半カップ
材料をご自宅でなるべく小さく細かくして来られると、ワークショップでの作業が楽ですし、抽出も早いです。たとえば香辛料であれば乳鉢で擦って粉状にしておき、チーズであれば専用下ろし器で下ろしておいた方が良いでしょう。野菜であればみじん切りにするのにさほど時間もかからないので、ワークショップ会場でやった方が鮮度が保てて良いでしょう。当方は最低限の調理器具(まな板と包丁)は用意しておきますが、その他素材に応じて特殊な道具を必要とする場合は各自ご用意ください。
抽出には食用オイルかウォッカを使います。ウォッカを使ってフレーバー・リキュールを作りたい方であれば、フルーツやベリーのように天然の果糖が含まれている食材を用いた方がいい結果が出るようです。

by kaoripj | 2008-12-10 23:49 | 香りある生活PJ講習会

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